『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン1 第1章:ウィル・バイヤーズの失踪 レビュー

少年、少女が冒険を繰り広げる物語は、いつだって愉快で楽しいし、いつだって物語として完璧だ。『E.T.』や『グーニーズ』、『スタンド・バイ・ミー』。冒険の目的が如何なるものであろうと、少年少女たちは成長する。『ストレンジャー・シングス 未知の世界』も、その中の一つだ。

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ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン1

第1章:ウィル・バイヤーズの失踪

"Stranger Things" Season1"

Chapter One: The Vanishing of Will Byers"

 

 

姿を消した少年、人目を忍び行われる数々の実験、破壊的な超常現象、突然現れた少女。すべての不可解な謎をつなぐのは、小さな町に隠された恐ろしい秘密。

友達の家から帰宅中に恐ろしいものを目撃したウィル少年が忽然と姿を消す。その頃、町の国立研究所では恐るべき実験が行われていた。

ストレンジャー・シングス 未知の世界 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

 

 

冒険の主人公となるのは、いわゆる”ルーザーズ”あるいは”アウトサイダー”。自分たちの道を進んでいく真っ当な人々で周りが理解しないだけ。そんな彼らの仲間の1人であるウィル・バイヤーズが失踪する。僕ら観客はウィルの失踪が、彼が何らかの何かにより襲われたことを知る。しかしウィルの親友たち、マイク、ダスティン、ルーカスは何の前触れもなしに友人を失ったのだ。平凡な毎日を送り、仲間と過ごしていた日々が突如として事件によって侵される。

そして物語は「ウィルの失踪」を中心に、複数の人物にスポットライトが当てられ、展開されていく。謎に満ちた研究所から逃げ出した"何か(多分ウィルを襲ったのはこの何か)"を追う人々。ウィルの家族である母親のジョイスと兄のジョナサンは喪失を味わい苦しみ、彼らなりにウィルの後を追う。ウィルの親友たちも、町の警官もウィルの行方を捜す。そして現れる1人の(腕に”011”とナンバリングされた)少女、イレヴン。

1980年代のノスタルジックなアメリカの町、作中に流れるエレクトロニックなスコア、そしてミステリアスなストーリー。観客に息をつく瞬間も与えさえしないこの物語は、果たしてどのように展開されていくのか。今後のエピソードも楽しみだ。