Who is "Nulbarich"??

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iTunes Storeを開いた。するとトップ画面にに、洗濯物干しに吊るされた数人のキャラクターのイラストがあり、"Nulbarich"と書かれていた。"Nulbarich"というものがアルバム名なのか、グループ名なのか、それすらも分からない。気になって、そのイラストをクリックした。

 

Who is "Nulbarich"

"Nulbarich"とは何者なのか。

シンガーソングライターJQをリーダーとして結成されたバンドNulbarich(ナルバリッチ)。メンバーを固定しないが、同じ志をもつメンバーで、時代、四季、背景など状況に応じた、ベストなサウンドを創り出す。ファンク、アシッド・ジャズなどのブラックミュージックをベースに、ポップス、ロックなどにもインスパイアされたサウンドは、国内外のフィールドで唯一無二のグルーヴを奏でる。

Nulbarich(ナルバリッチ)という名前には、
Null(ゼロ、形なく限りなく無の状態)
but(しかし)
Rich(裕福、満たされている)

「何も無いけど満たされている」
形あるものが全てではなく、形の無いもの(SOUL、思いやりや優しさ含めた全ての愛、思想、行動、感情)で満たされているという意味が込められている。

Nulbarich official site | Biography

メンバーを固定しない。同じ志を持ち、ベストなサウンドを創り出す。 今までのどのバイオグラフィーでも見たことがない。巷では「和製ジャミロクワイ」、「和製マルーン5」などと言われているらしい。

 

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Who We Are

"Nulbarich"のアーティストページに行き、最新のものを試聴。心地いい、そう感じた。Suchmosは「痺れ」。それに対しNulbarichは「寄り添うカッコよさ」という感じ。最新のものとは、彼らのファーストEP(Extended Playの略。シングルと比べ収録時間が少し長いそうだ)である"Who We Are"。

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ソウル、アシッドジャズなどをマナーに絶妙なグルーヴを生み出すNulbarichのファーストEP。初のアルバム"Guess Who?"では謎めいた存在感が話題となったが、本作で彼らの本質が一つ示されたと言えそうだ。

リード曲"It's Who We Are"は軽妙なファンクポップで、自分らしく心のままに生きていこうと呼びかける。そのほかレイドバックしたメロディが郷愁を誘う"Ordinary"など、全編を通してリラックスした心地よいムードに満たされている。

iTunes Review

 

 1. Follow Me

Follow Me

Follow Me

  • Nulbarich
  • ロック
  • ¥250

1曲目に収録されている"Follow Me"。一気に引き込まれた。最初のクリアではない感じからクリアになる感じ。好きなラジオ局にチューニングして、「ここだ!」とぴったり、そのダイアルが合った感じに似ている。

ボーカルの方の声は、秋の心地よい風のように爽やか。一定のリズムがあるのだけれど、数秒ごとに何かが違う。サビの部分でも、同じサウンドの箇所はなく、どこかが違う。それが違和感なくそこに存在し、調和している。終わりは波が引くように、サァと引く。それも心地いい。

 

2. It's Who We Are

It's Who We Are

It's Who We Are

  • Nulbarich
  • ロック
  • ¥250

"Follow Me"と比べ、今回は最初から攻めてきている感じだ。絶妙な箇所で入るクラップ。サビ前で、イマドキのEDM調のようになった思うと、一気に「いい感じ」になる。とにかくいい感じなのだ。MVでも、男の人がゆらゆらとリズムに乗っている。これは何もMVの演出なわけではない。曲を聴くと、本当にこうなってしまうのだ。

MVの1分15秒あたり。スクランブル交差点を突き進む。大半の人達は、MVの彼とは反対の方向へと歩いている。その間を堂々と歩んでいる。周りを気にせずに、これが俺だ。俺らだ、そう歩いている。"It's Who We Are"。

 

3. On and On

On and On

On and On

  • Nulbarich
  • ロック
  • ¥250

 "Follow Me"と"It's Who We Are"と違い、少しジャジーな雰囲気だ。繰り返される"On and On"というフレーズ。その意味の通り、延々といつまでも聴きたくなる何かがある。深夜の散歩で聴きたい曲だ。

 

4. Ordinary

Ordinary

Ordinary

  • Nulbarich
  • ロック
  • ¥250

 "Who We Are"の中で一番爽やかな曲だ。だからいわゆる「攻めている」という感じはあまりない。所々ハワイアンというか、南国な感じが少しある。サビは病みつきになる。一緒に口ずさみたい。歌詞も一番聴きとりやすいと思う。時間帯で例えると、日が傾きかけた頃かよく晴れた日のビーチ沿いといったところか。この曲で締める"Who We Are"というEPは、そのフェードアウトと共に、その先に何があるのか僕等を期待させ、それは子供の頃のワクワク感と似たようなものでもある。

 

*NulbarichファーストEP:"Who We Are"

Who We Are - EP

Who We Are - EP

  • Nulbarich
  • ロック
  • ¥800

 

どこへ向かうのか

 突如として現れた"Nulbarich"。「シティポップ」という枠組みの中だけで彼らを語ることは、すでに出来ない。一度聴くと、彼らの音楽は僕らの心に寄り添い、日常をクールなものに変容させてくれる。そんな音楽だ。時代、四季、背景など状況に応じ、どんなサウンドを奏でてくれるのか、楽しみで仕方がない。

nulbarich.com

 

・"Nulbarich"のフロントマンJQへのインタビューを盛り込んだ、BELONG Mediaによる記事。彼らがどのようにして結成されたか、アルバム"Guess Who"についてなどが語られている。

belongmedia.net

 

 

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