手紙を送ろうと思う。

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筆を取り、1文字1文字自分の思いを綴る。手紙で相手へ何かを伝える。それは次第に忘れ去られてゆくものなのだろうか。人と人が、ソーシャルネットワークで繋がっている今。あえて手紙を送ろうと思う。

 

きっかけ

手紙を送ろうと思ったきっかけは、現在読んでいる『龍馬の手紙』という本だ。この本はその名の通り、坂本龍馬の書簡が現代語訳と共に収録されている。それらの書簡の中には、文だけでなく、書簡の写真も掲載されているものもある。残念ながら、僕には何と書いてあるか分からない。しかしそれらの書簡から感じることができるものがある。

それは龍馬の熱意のようなものだ。それが「何」であるのか、言葉でビシッと表現することは出来ない。だが文体や筆跡などから、確実に何かを感じることが出来るのだ。例えそれが印刷され、縮尺されたものであっても。

 

何を書く

僕が手紙を送ろうとしている方は、師匠とも言えるような人だ。悩みを真摯に聞いて下さる。両親には言いづらいようなことも相談出来る。そして今、自分は将来のことについて霧がかかっている状態なので、その人に手紙で思いを綴ろうと思うのだ。

時候の挨拶なんていうものは、大変美しいものであるし、縦書きで書かれると、なおさらに美しく感じる。ここでもメールやSMSでは、感じうることのできない「何か」がある気がする。

 

何に書く

内容の他にも手紙そのものも僕は好きだ。紙の隅の方に桜の花が描かれていたり、カエルなんかが描かれていると、それだけで季節を感じることが出来る。僕が使用している紙はMIDORIの「MD便箋  縦罫」だ。

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便箋|MD便箋 縦罫(20531006)|ミドリオンラインストア

『MD便箋』は一般的なB5サイズではなく、少し変形したオリジナルのサイズです。
理由は手紙の書き心地を重視したサイズだから。
日本人が手紙を書く時の1行の平均文字数を算出。ちょうどよいバランスで改行できるように罫線を引いています。
ゆったり気持ちよく文字を書けるよう、幅を広めにとった罫幅で、手紙を書き終えたときに全体がすっきりと美しく見えるよう、周囲にも余白をたっぷりとったフォーマットに仕上げました。
罫線の色も文字を邪魔しない上品なライトグレーです。

 

丸の内の丸善で便箋を選んでいた時。様々な便箋があった。それはどれも書き心地や品質にこだわっているものであった。そして「MD  便箋」が目につき、僕はその紙を触ってみた。するとコピー用紙のようなツンツルテンな感じはなく、「紙やすりで磨いた木目」。そんな感じだ。柔らかいながらも、きちんとした堅さもある。

試しに書いてみると、とても書きやすい。書き終わり、読んでみると読みやすい。これは体験してみなければ分からないと思う、。是非お近くの書店や文具屋などで探して頂きたい。

 

今だからこそ

 筆をとり手紙に思いを綴り、切手を貼り、送る。その一連の流れは面倒臭いものではなく、一種の「美」としても捉えられるだろう。膨大なネットワークによって、人と人との関係が薄まっている今だからこそ、手紙を送ってみてはどうだろうか。

www.midori-japan.co.jp

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