30回噛んで読む

もっと読書をしようと思う。太宰治夏目漱石三島由紀夫川端康成。いわゆる文豪と呼ばれる人達。トルストイシェイクスピアH・G・ウェルズ。海外の著名な作家。彼らの書いた物語を読みたい。

 

30回噛む

今まで本を読んでいなかったか。と聞かれれば、 それは違う。特に予定がない放課後の時はほとんど図書室にいた。しかしよく考えてみると、偏った読書をしていたかもしれない。一時期それを意識して、『戦争と平和』やカフカを読もうとした。電車で読んだはいいけれど、必ず途中で寝てしまうのだ。まだ当時の僕にはその時期が来ていなかったのかもしれない。今なら、彼らの世界に入る準備はできているはずだ。だから読もうと思う。

本棚の端から端までを読むつもりで。とはいっても、漁り読むのもどうかと思う。ご飯を噛む時は左右均等に30回噛むといいという。かの卑弥呼もそうしていたそうだ。では同じようにすればいい。

一冊の本を30日間で読む、というのは少し気がひけるので、5日で一冊か7日間で一冊。ゆっくりと消化するように。

推理小説なら余計にそういう読み方がいいのかもしれない。「シャーロック・ホームズ」シリーズなんかは、全話そのようにして読むと一年が「シャーロック・ホームズ」を読むだけになってしまうのではないだろうか。

 

ルバーブレイズ

シャーロック・ホームズ」と言えば、少し自慢がある。短編の『シルバーブレイズ号事件(白銀号事件)』を読んでいるときに、ホームズよりも数ページ早く推理して、当たったという自慢が。ホームズが種明かしをする前に一回本を閉じて、推理し、考えがまとまったら読み始める、というなんとも奇妙な読み方をしていたものだ。

推理が当たった、ということを友人や家族に、興奮気味に話したのだが、特に誰も相手にしてくれなくて、司書さんに話すというエピソードも覚えている。その後の「シャーロック・ホームズ」の物語でいくら推理をしても、ワトソンのような推理しかできなかったのは秘密だ。

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