#43:バク

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3月31日に水曜日のカンパネラから、『バク』のミュージックビデオが公開された。

丁度Twitterのタイムラインを見ていたら、『バク』のミュージックビデオが公開されたというので、Youtubeで観た。部屋を真っ暗にして。なぜならコムアイが「部屋を暗くして観るとおすすめ」とツイートしていたからだ。

まずはMVを観て欲しい。できれば暗いところで、イヤホンを使用して聞くことをオススメする。

曲名:『バク』

BY:水曜日のカンパネラ

 

 正直に言うと「なんだこれ」と思った。集合体恐怖症ではないのでミュージックビデオ(以降"MV")自体は観れた。観終わった後奇妙な浮遊感を覚える。夢そのもののように。

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バクは熱帯林に生息する、バク科の構成種の総称。有名なのは「バクは夢を喰らう」という話だ。獏(バク)は中国や日本で、人の夢を喰らって生きる伝説の生物として知られていた。この「夢」は将来の夢とかの夢ではなく、レム睡眠中にみる夢らしい。

途中で風船のような物体が形作っているもの見ることができる。バクなのか、よくわからないけれど僕にはRODYのポニーに見えた。よくチャイルドプレイグラウンドエリアにある、小さいゴム製のポニー。

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それはいいとして、曲がどうなのか。気持ち悪い、サイケデリック的。好きな人、嫌いな人が明確に分かれると思う。『一休さん』が万人ウケする楽曲だったのに対して、限られた人にウケる曲なのではないか。

最初はジャングル奥地で流れているような音。次第にコップのふちを叩くような音が聴こえ、コムアイの「ラララ」も聴こえてくる。これだけの音を使ってよく統一性がでるなと思った。一見バラバラになりそうなのに、一つの軸に沿ってそれぞれのサウンドが進んで行っているような。

コムアイの途中の笑い声は、悪夢の笑い声のようで怖い。「入って戻れない、入って戻れない」。どこに入って戻れないのか。夢か。はたまたこのMVか。

終わりで全ての音がフェードアウトしていくのだが、まだどこかでこの曲が流れているかのような連続性が感じられる。

「違和感の塊」と表現すればいいのだろうか、この曲は。サイケデリックかつ美しい。そんな曲だ。UMAに収録されている他の曲と共に聴くと、より一層楽しめるのかもしれない。

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