パズルと音楽。

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「雨のパレード」のボーカル福永浩平さんのインタビューが載っていた。ポップの概念を底上げしたいと語り、最近は変革をしたいバンドとか多いなあ、なんて思いながら読んでいた。すると彼が「次の作品の表情を変えたい。」と答えインタビュアーが「表情を変えるとは?」と聞いた。

次は、もうちょっと歌詞を抽象的に書きたいんですよね。このアルバムは、メロディーと歌詞が聴いてくれる人の入口になるように作ったので、その反動だと思います。もしかしたら、楽曲的には二極化していくかもしれないです。

 こう答えた。そして例として七尾旅人の"Rollin' Rollin'"を答えた。驚いた。七尾旅人は僕も好きだ。つまり整理すると、僕は「雨のパレード」が好き。その「雨のパレード」も七尾旅人を好き。ということ。まるでパズルのピースがはまるようだ、と僕は思った。カチッ、カチッと。

パズルが偶然はまることもあるし、僕が意識的にそのピースをはめることもある。意識的にはめる例として「ジャミロクワイ」。僕は今まで全く「ジャミロクワイ」を知らなかった。けれどSuchmosのミュージックビデオのコメント欄で「和製ジャミロクワイ」と呼ばれているのが気になって、聴いた。そしたらジャミロクワイが好きになった。不思議なものでこの「ピースがはまる感じ」というのは本当に頭の中のピースとピースがはまる感じがある。音が聞こえるとまでいうと大げさだが、そんな感じなのだ。

誰かと音楽の趣向が似ている、というのは嬉しいことだ。そのアーティスト、曲について語り合えるし、相手は自分と違う箇所が好きかもしれない。好きなのは曲調かもしれない。サビの歌い方かもしれない。歌詞が好きで、それ程メロディーは好きではないかもしれない。音楽は語り合うものではない、という人もいるだろう。それはそれでいいと思う。けれど誰かと語り合い、共有し合うことで同じ曲でも、全く違う見方ができるかもしれない。

Rollin' Rollin'

Rollin' Rollin'

 

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