『ドクターストレンジ』は「マーベル・シネマティック・ユニバース」の革命児か、否か。:2

パート1は、こちら。

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【映画後半の展開とクライマックス】

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香港の「サンクタム」へ向かう、ストレンジとモルドー。しかし、香港のサンクタムはすでにカエセリウスによって攻略され、エンチェント・ワンの弟子であるウォンは殺害されていた。さらに「暗黒世界」への入り口をも解き放たれてしまっていた。

その危機にストレンジは、禁断の手段に出る。『アガモドの眼』(実際は「インフィニティー・ストーン」というマーベルユニバースにおいて大変重要なアイテム)という物を使い時間を戻そうというのだ。これを使うと時間を戻すたびに並行世界が生まれてしまうという危険がある。しかしこのままでは地球が「暗黒世界」に飲み込まれてしまう。それを防ぐためストレンジは、暗黒世界の主「ドーマムゥ」(上の画像の巨大な顔)に交渉を求めに行く。ストレンジの力はドーマムゥの足元にも及ばない。しかし彼は『アガモドの眼』の時間も戻すという能力を使い自分もろとも、時間が永遠にループする所に閉じ込める。何度もドーマムゥに殺害されるストレンジ。その度に何度も蘇るストレンジ。ドーマムゥは渋々ストレンジの要求に応じ、地球を離れる。

交渉に成功したストレンジは、地球に帰還。すでにドーマムゥと契約していた、カエセリウスは暗黒世界の物質となってしまう。地球を無事救ったストレンジは、ニューヨークのサンクタムを守りながら、魔術の修行を続ける。

ワンとストレンジの意見と対立したモルドーは、「この世界には魔術師が多すぎる」と言い放ち、どこかへと消えてしまう。

*なんと、ドーマムゥの声はベネディクト・カンバーバッチ本人が担当しているらしい。驚きだ。字幕版で是非チェックしてみてほしい。

 

【エンドロール後の衝撃に備えろ】

 エンドクロールが終わり、マーベル映画恒例のエンドクレジットが流れる。この数分間のエンドクレジットで『ドクター・ストレンジ』という作品がパズルピースがはまるように、「マーベル・シネマティック・ユニバース」の一員となるのだ。

誰が登場するのか。どこでの出来事なのかなどは、この記事では書かない。是非映画館で鑑賞してほしい。しかし、ストレンジの本当の目的であった「両手を治す」という答えがこのシーンで示されることは書いておく。

 

【やはり『シビルウォー』には及ばないが。】

マーベル・シネマティック・ユニバースの傑作と言われている『キャプテン・アメリカシビルウォー』にはこの映画は及ばなかった。しかしヒーロー誕生もの映画として、そして新たなヒーローを紹介する映画としては成功ではないかと思う。マッツ・ミケルセンが演じているカエセリウスの影が薄い・ドーマムゥとの交渉シーンが長いなどの批判は多少あると思うが、この興行収入だと続編は必ずあるだろう。続編ではモルドーとの確執がメインストーリーとなるはずなのでよりシリアスな作風になることを期待する。今後のマーベル・シネマティック・ユニバース新たな息吹を吹き込んだ今作。

今年公開の『ソー:ラグナロク』にも登場することが正式に発表されたので、他のキャラクターとの化学反応も楽しみだ。

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マーベル・シネマティック・ユニバース最新作『ドクター・ストレンジ』。是非鑑賞してみては。

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